ℹ️ 独立ガイド

ユングフラウヨッホとユングフラウ鉄道の料金(2026)

大人の往復運賃を出発地点ごとに整理し、繁忙期の座席指定、実際に効く割引までを一枚にまとめました。お支払い前のたたき台として使ってください。

予約する

チケットの空き状況

要点

グリンデルワルト発の目安

CHF 100.60

往復(グリンデルワルト・ターミナル、アイガー・エクスプレス経由の組み合わせ)

インターラーケン発の目安

CHF 234.80

インターラーケン・オスト発の往復(谷からのフルチェーン)

グッドモーニング

−20%

条件を満たした早朝商品

スイスパス

−25%

山岳チケットに対するスイストラベルパス割引

チケット・オファー

ユングフラウヨッホの料金:全体像から入る

ユングフラウヨッホは「山のチケット=鉄道とロープウェイの区間が束ねられた商品」だと捉えると計画が楽になります。標高3,454mの駅へ行く権利と、マーケティング上「トップ・オブ・ヨーロッパ」と呼ばれる周遊エリアがセットになっているイメージです。

このページは2026年の公開料金スナップショットを日本語で噛み砕いたものです。決済は jungfrau.ch または実際に支払う販売店のカートで必ず再確認してください。通貨表示、返金条件、商品の組み合わせはチャネルで違います。

「安さ」と「快適さ」を天秤にかけるなら、次の2点が現実的です。ユングフラウ鉄道はエイガーとメンヒを貫く長年のインフラで、維持コストが運賃に乗ります。一方で晴天の7〜8月土曜は需要が供給を上回りやすく、繁忙期には座席指定が運用上の前提になります。

長距離列車でインターラーケン・オストに着く旅行者は、心理の基準がインターラーケン側になりがちです。地元常連やリピーターはグリンデルワルト・ターミナルで組み立てて大人往復をCHF 100台に寄せることも多いです。どちらが正しいというより、所有路線の長さと谷の接続が違います。

往復運賃が決まる仕組み

通常の大人往復は、選んだ谷側の起点から山頂駅まで往復する権利として売られます。下表は旅行者がよく使う起点です。ハーフフェア(Halbtax)保有者は多くの国内区間で大人欄の半額に近い構造、スイストラベルパスは山岳チケットに対して25%割引が基本線です。

子供料金は家族向け商品で変わることがあるため、公式の子供条件を必ず確認してください。

往復料金(大人の目安、2026)

出発地点 大人 ハーフフェア 子供(6〜15)
グリンデルワルト・ターミナル CHF 100.60 CHF 50.30 CHF 20
グリンデルワルト駅 CHF 128.80 CHF 64.40 CHF 20
ラウターブルンネン CHF 152.40 CHF 76.20 CHF 20
ヴェンゲン CHF 134.40 CHF 67.20 CHF 20
インターラーケン・オスト CHF 234.80 CHF 117.40 CHF 20

数値は jungfrau.ch の公開概要に基づきます。最終確認:2026年4月。

CHF 100.60とCHF 234.80の差は演出ではなく、BOBの谷走行、分岐以降の登り、ロープウェイや歯車線の接続など、実際に乗る路線が違うためです。

座席指定:CHF 10、2026年5〜10月は必須運用

2026年5月1日〜10月31日は、通常の旅行パターンにおいてユングフラウ鉄道の座席指定が必須として案内されています。1人CHF 10で、歯車線の方向ごとに時間帯が紐づきます。

  • 金額:大人・子供とも1人CHF 10
  • 買うもの:歯車線の指定方向の発車枠
  • 意味:繁忙期は指定なしだと、有効な乗車券があっても次の列車まで待つことがあります

必須期間外でも、接続がタイトな日は買っておく方が安いことが多いです。

節約のヒント

スイス・ハーフフェア・カードは1年CHF 185で、多くの国内線が半額に近い形になります。チューリッヒからベルナー・オーバーランドを週末で回る行程なら元が取れることもありますが、必須期間の座席指定や国際パスとの重なりは別途確認してください。

割引:スイストラベルパス25%、グッドモーニング20%

スイストラベルパス(25%割引)

スイス周遊の定番パスです。インターラーケンまでの広い範囲はパス利用日の旅行として扱われますが、ユングフラウヨッホはプレミアム山岳商品で、25%割引の別チケットを買う形になります。

  • ベルナー・オーバーランドの起点まで、多くの本線がパス日に含まれる
  • 旅行日が有効なら山岳チケットが25%割引
  • 必須期間は座席指定が別料金

ユーレイル/インターレイルは世代で条件が違うため、必ず公式の運賃計算で確認してください。

グッドモーニング券(20%割引)

始発に乗れる人向けの時間指定型割引で、条件達成時に20%引きになります。スイストラベルパス等との併用は原則想定外です。詳細は グッドモーニング券ガイド を参照してください。

ユングフラウ・トラベル・パス+接続券

数日にわたってグリンデルワルト周辺のロープウェイを多用するなら、ユングフラウ・トラベル・パスが単品切符より有利になりやすいです。山頂は別途接続券(公式資料では低シーズン帯CHF 63前後、高シーズン帯CHF 89前後など)を足します。具体例は パス解説ページ を参照してください。

子供と家族

  • 0〜5歳:条件付きで無料の案内が一般的
  • 6〜15歳:公開表ではCHF 20など、ジュニアカード等で無料になる場合あり
  • ジュニアカード:年額が低く、同伴条件で多くの路線が子供無料になり得ます(対象を要確認)

アイガー・エクスプレス、グリンデルワルト・ファースト、ハーダークルム(参考表)

山頂日と谷の観光日を分けるなら、次の表が予算配分の目安になります。詳細は アイガー・エクスプレス のページも併せてください。

アイガー・エクスプレス(グリンデルワルト・ターミナル〜アイガーグレッチェル)

区間 大人 子供
片道 CHF 36 CHF 18
往復 CHF 54 CHF 27

グリンデルワルト・ファースト

内容 大人 子供
グリンデルワルト〜ファースト(往復) CHF 72 CHF 36
ファースト・クリフウォーク 無料 無料

ハーダークルム(インターラーケン)

区間 大人 子供
往復 CHF 34 CHF 17

CHF 36の区間だけを買っても山頂まで行けるわけではなく、トンネル歯車線の続きが別商品です。

チケット以外に積み上がりやすい費用

  • 座席指定:2026年5〜10月の必須期間は1人CHF 10
  • 山頂の食事:軽い温かい定食と飲み物でCHF 25〜50程度のイメージ
  • お土産:小物ならCHF 10〜、時計などは別格
  • リンツ「チョコレート天国」:CHF 5〜から誘惑されます
  • 記念自動撮影:CHF 20前後など

第三者サイトのDCC(動的通貨変換)は小さくても上乗せになりやすいので、CHF決済が選べるならそちらが無難です。

2026年後半以降の見方

山岳運賃は毎年の見直しが前提です。ここに書いた数字は2026年4月時点の計画用メモであり、契約ではありません。為替は海外旅行者にとってCHF建ての痛み方を変えます。

最終的な意思決定は スイストラベルパス解説ユングフラウ・トラベル・パス解説 を併読し、公式カートで一度シミュレーションするのが確実です。

料金のFAQ

団体割引はありますか?

おおよそ10名以上から団体条件が公開されていることが多く、学校や法人はメール見積もりになる場合があります。必須座席指定期間とは別軸の制約があるので、団体でも早めの相談が安全です。

駅でクレジットカードは使えますか?

主要カードやタッチ決済が窓口や券売機で広く使えます。小さな自販にはCHF現金が便利なこともあります。ユーロは為替が不利なことが多いので、CHFかカードが無難です。

冬は安くなりますか?

大人往復の表が自動的に冬割引になるとは限りません。一方で、必須座席指定の対象月が変わることや、接続券の季節帯(冬にCHF 63前後、夏にCHF 89前後などの例)が公式資料に出ます。jungfrau.chの季節タブで再確認してください。

後からVIPにアップグレードできますか?

万能のアップグレードボタンは基本的にありません。購入条件の範囲で取消・再購入が必要になることが多いです。返金期限を先に読んでから決めるのが安全です。